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測位衛星

「みちびき」運用延期 一部で精度得られず

 内閣府は2日、測位衛星「みちびき」の運用開始を11月1日に延期すると発表した。当初は今春に運用開始の予定だったが、一部の地域で予定した精度が得られず、約半年遅れる。

 誤差が大きいのは、沖縄県全体と鹿児島県の島しょ部。誤差は世界最高レベルとされる6センチ程度に収める予定だった。しかし、衛星からの電波を補正するプログラムの構築に時間がかかっており、まだ数十センチの誤差があるという。

 安否確認システムなど、他の機能は順調に動いているが、「すべてのシステムを同時に始める」という当初の計画通り、運用開始を遅らせることになった。松山政司・科学技術担当相は同日の記者会見で「一日も早く(サービスを)始めたいが、万全を期した」と説明した。

 みちびきは、日本独自の衛星測位システムの運用を目指して整備が進められ、現在、4機の打ち上げを終えている。車両の自動運転やドローン(小型無人機)を使った宅配サービスなどへの応用が期待されている。一方で、受信機が大型になるなどの難点があり、スマートフォンなど小型の機器での運用はしばらく先になるとみられる。【酒造唯】

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