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東日本大震災7年

記憶を記録に 避難所の体育館撮影 福島・富岡町

 東京電力福島第1原発事故による避難指示が大半で解除された福島県富岡町が、風化しつつある東日本大震災と原発事故の記録を保全・活用する取り組みを進めている。震災で止まったままの時計や、当時の姿をとどめる避難所の映像など被災実態が分かるものを収集し町条例で「震災遺産」に認定。3年後のオープンを目指す「アーカイブ施設」で展示し、震災と原発事故の教訓を国内外に発信する。【曽根田和久】

 町北部にある町立富岡第二中学校の体育館で2日午前、町教委が依頼した業者が操る撮影用のドローンのプロペラ音が響いた。7年前のあの日は卒業式だった。壁には紅白幕が張られたままで、避難してきた町民が食べた乾パンの空き缶も転がっている。館内は当時の状態そのまま。その後、約1キロ北の帰還困難区域にある温浴施設「リフレ富岡」でもドローンを飛ばし、避難者が寝泊まりした和室や天井が落ちたプールを撮影した。

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