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第103回全国高校野球選手権

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90回センバツ智弁学園 選手紹介/4 畠山航青外野手/左向澪外野手 /奈良

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 <第90回記念選抜高校野球大会>

けが克服、勝負強く 畠山航青外野手(2年)

智弁学園の畠山航青選手=奈良県五條市の同校で、佐藤英里奈撮影 拡大
智弁学園の畠山航青選手=奈良県五條市の同校で、佐藤英里奈撮影

 「自分が決めなくては。とにかく走者を還そう」。昨秋の近畿大会1回戦で九回裏に勝負を決める1発を左翼スタンドにたたき込んだ。公式戦初の本塁打がサヨナラと、勝負強さを見せつけた。

 県予選序盤でけがをし、悔しい思いをした。治るまでの間、気を緩めることなく筋力強化に励んだことも結果につながった。身長168センチと小柄な部類に入るが、外野だけでなく、内野もどこでもこなせる器用さもある。偏りのない練習で「走攻守三拍子そろった選手になりたい」。

 読書好きでミステリーから恋愛小説まで幅広く読み、チームメートに気に入った本を薦めることも。「体が小さいけれど、ここまでできるということを全国に見せたい」と大舞台でも力を出し切る。

出塁率を強く意識 左向澪外野手(2年)

智弁学園の左向澪外野手=奈良県五條市の同校で、佐藤英里奈撮影 拡大
智弁学園の左向澪外野手=奈良県五條市の同校で、佐藤英里奈撮影

 「自分で行けると思ったら、行く」。50メートルのタイムが5秒7とチーム一の俊足で、昨秋の公式戦で7盗塁を記録。その足と遠投105メートルの強肩を生かした守りも魅力だ。

 パワーで押し切る選手が多かった先輩たちを間近にし、小技や細かな気配りの必要性も感じていた。「中堅より左にゴロを打ったら出塁できる自信がある。単打でも盗塁すれば長打と変わらない」。球筋を最後まで見極めて打つようにしたり、わざとファウルを狙ったり。1番を担うことが多い打者として、出塁率を上げることで流れをもたらすことを強く意識。「相手投手が嫌がる打撃をしたい」と不敵な笑みを浮かべる。

 手先も器用で、裁縫道具を手に仲間の野球道具を修繕することも。=次回は6日

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