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昨年秋の愛媛国体陸上競技800メートル(少年男子)で自己ベストを更新し、3位入賞した智弁学園奈良カレッジ高等部2年の松本駿選手(17)。勝敗に直結するラスト100メートルのスパートに強い思いを懸け、最後までフォームを保つ走りに自信を持っている。
松本選手が高校進学後、目標としたのは学年が一つ上の兵庫県の選手。「なぜ、ラストスパートで他の選手を圧倒できるのか」。動画を繰り返し見て研究し、体力が限界を迎えても最後まで体の軸をぶらさず、フォームを保つことの大切さに気付いた。
そこで力を入れ始めたのは体幹トレーニング。陸上部での練習に加え、体の中心部の筋肉を鍛える体操を毎日自宅でこなすようになった。重心がぶれず動きの無駄が減ったフォームを見た周囲からは「ロボット」と言われるほどに。「体の軸はしっかり作れている」と手応えを語る。
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