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第103回全国高校野球選手権

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’18春に挑む

東筑 母校愛/4 正々堂々とプレーを タクシー「日高交通」社長・日高康さん(53期) /福岡

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甲子園初出場当時の思い出を語る日高さん 拡大
甲子園初出場当時の思い出を語る日高さん

 <第90回記念選抜高校野球 センバツ高校野球>

 故・高倉健さんのいとこで、タクシー会社「日高交通」(北九州市八幡西区)社長の日高康さん(81)=53期=は、東筑が初出場した1953年夏の甲子園で2年生ながらベンチ入り。「甲子園に行ってみて、いかに自分たちが地域や先生、先輩に支えられているかを痛感した」と話す。

 当時は戦後の復興期。OB会なども今ほど組織されていない。バッティングマシンはもちろんなく、ボールやバットなども慢性的に不足していた。そこで「野球部長を務めていた先生が、先輩や地元の企業、近所の人たちに頭を下げて寄付をお願いしていた。甲子園で戦えたのは地域ぐるみの応援があったおかげです」と振り返る。

 高校の先輩でもある健さんについては「私が小さい頃から、よく話しかけてくれた。寡黙なイメージはあまりない」。東筑の自由な校風は健さんの在校当時からあり、「高倉は英語を学ぶため、近くに駐留していた米兵と仲良くしたり、高校にボクシング部を作ったりしていた」と懐かしそうに話す。

 夏春連続の大舞台に挑む後輩には「プレッシャーも含めて大変だと思うが、東筑生らしく正々堂々としたプレーをしてほしい」と期待を寄せた。=つづく

〔福岡都市圏版〕

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