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国民栄誉賞

基準あいまい 首相の政治判断大きく

平昌五輪フィギュア男子フリーで演技する羽生結弦選手=韓国・江陵アイスアリーナで2018年2月17日

 安倍晋三首相は2日、平昌冬季五輪フィギュアスケート男子の金メダリスト、羽生結弦選手に国民栄誉賞の授与を検討するよう指示した。実現すれば2012年末の第2次安倍内閣発足後、7人目になる。ただ、対象者を選ぶ基準はあいまいだ。時の政権には浮揚効果への期待も透ける。

 羽生選手はけがを克服して同種目で66年ぶりの五輪連覇を果たした。さらに、菅義偉官房長官は2日の記者会見で「かつて仙台を本拠地に活動し、東日本大震災による被災を乗り越えた」と説明。震災から間もなく7年を迎えることも考慮したとみられる。

 国民栄誉賞表彰規程は、賞の目的を「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があ…

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