JR各社が、新幹線への無料の公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」の導入を本格化させる。2020年の東京五輪・パラリンピックを見据え、訪日外国人観光客のニーズに応えるのが狙い。日本人も利用でき、ビジネス客らの利便性向上も期待される。新幹線は訪日客の利用が多い一方、他の交通機関に比べ無料サービスが遅れており、JR各社はサービス向上を急ぐ構えだ。
JR東日本は5月から、東北、北陸、秋田新幹線で無料の公衆無線LANのサービスを始める。もともと今年夏の導入を予定していたのを前倒しする。約36億円かけて車両を改修し、来年5月までにすべての車両で使えるようにする。これに加えて山形新幹線は19年度中、上越新幹線も20年度までに全車両でサービスを導入する。
この記事は有料記事です。
残り570文字(全文897文字)
毎時01分更新
菅義偉首相の言葉が相変わらず響いてこない。新型コロナウイル…
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「巣ごもり」需要の高まり…
1月22日に発効する核兵器禁止条約について、アニメーション…