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ストーカー事案増加を受け、全国の警察では、ストーカー規制法に基づく警告を受けるなどした加害者の執着心を取り除こうと、精神科医の治療を促す取り組みを2016年度に始めた。県警でもストーカーの加害者に医療機関を紹介し、実際に受診に至ったケースがあったという。県内の精神科の男性医師は「加害者が自ら病院を訪れることはほとんどない。県警が医療機関へ誘導することで良い連携をとれるのでは」と期待する。【安元久美子】
この医師の元にストーカー加害者が患者として訪れたのは、2000年ごろまでさかのぼらなくてはならない。20代後半の男性が「恋人と別れてつらい」と相談に訪れ、話を聞くと、男性は元交際相手の自宅付近を訪れるなどストーカー行為に及んでいた。
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