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センバツ・おかやま山陽 世界中に野球、普及させたい 堤監督、ボランティア活動報告 /岡山

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野球への思いを講演するおかやま山陽高校の堤尚彦監督=岡山県井原市芳井町吉井で、益川量平撮影 拡大
野球への思いを講演するおかやま山陽高校の堤尚彦監督=岡山県井原市芳井町吉井で、益川量平撮影

 <第90回記念選抜高校野球>

バットやグラブ、海外に

 センバツに出場するおかやま山陽高校野球部の堤尚彦監督(46)が、井原市芳井生涯学習センター(同市芳井町吉井)で2日に開かれたボランティア活動の報告会で講演し、海外に野球道具を送る活動を紹介した。「世界中に野球を普及させたい」との思いで部員らと続ける活動は、会場を埋めた約400人の市民らに共感を広げた。【益川量平】

 報告会は同市社会福祉協議会が主催。東日本大震災の被災者支援団体や、ひきこもりの居場所作りをしている団体の活動報告の後に、堤監督が講演した。

 同校野球部は2011年から部員たちが使わなくなったり、他校から寄せられたりしたバットやグラブなどを海外に送っている。堤監督は東北福祉大を卒業後、青年海外協力隊の一員としてアフリカ南部のジンバブエで野球普及活動に取り組んだ。サッカーボールをつぶして、指を通すひもをつけたグラブをつけた子どもらが懸命に野球をする姿に衝撃を受けた。ガーナやインドネシアで代表チームを指導し日本のスポーツマネジメント会社を経て、「世界中に野球の普及をしてくれる人をつくりたい。出会いたい」と06年に同校野球部監督に就任した。

 堤監督は「甲子園に行くことで、野球を世界に普及させる活動をもっと知ってもらえれば。応援をお願いします」と話すと、大きな拍手が起こった。講演を聴いた同市木之子町、学童保育支援員の藤枝恵さん(60)は「野球って良いなと改めて思った。息子が使っていたグラブをおかやま山陽高校に持って行こうかな。甲子園に応援に行きたい」と笑顔で話した。

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