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『母の家がごみ屋敷 高齢者セルフネグレクト問題』=工藤哲・著

 (毎日新聞出版・1512円)

 高齢者が体力の低下や認知症でものを捨てることができなくなり、ごみをため込んでしまう「ごみ屋敷」。この問題の背景を追ったノンフィクションである。

 悪臭で周辺住民との間でトラブルになったり、ごみに引火して火災が起きたりしたとき初めて問題は顕在化する。そうした表層事象の下に何があるのか。著者はごみに埋もれた住宅を訪ねて家人と接触し、こうなるに至った事情を…

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