- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

厚生労働省が昨年12月に発表した都道府県別の平均寿命(2015年)で、男性では81・78歳の滋賀県が初めて1位となった。前回(10年)に男女とも1位だった長野県は深刻に受け止め、今年に入り、滋賀との比較資料を作り対策を練り始めた。各種の統計データや識者の取材に基づき、長寿県の要因や取り組みについて2回にわたって探る。【大島秀利】
滋賀は元々、長寿県ではなかった。厚労省の統計では長野の男性が1965年以来トップ10に入り続けているのに対し、滋賀は65年に27位で、トップ10入りは00年になってからだった。
この記事は有料記事です。
残り1645文字(全文1900文字)