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ストーリー

成田緑夢、平昌パラへ(その1) 夢追う若き開拓者

パラスノーボード・サポーターズカップ男子下肢障害その他の部で優勝し、笑顔で表彰式に向かう成田緑夢=長野県小谷村で2018年2月18日、宮武祐希撮影

 正面から吹き付ける激しい雪の中、スタートを切った。9日に開幕する平昌(ピョンチャン)冬季パラリンピックのスノーボード日本代表、成田緑夢(ぐりむ)(24)=近畿医療専門学校=が加速していく。雪の斜面をバランスを取りながら滑走し、その姿はあっという間に見えなくなった。

 1月下旬に新潟県湯沢町の苗場スキー場で開かれたスノーボードの大会。障害の有無に関わらず約80人が参加した中、左足に障害のある成田は全長約700メートルのコースを圧倒的なタイムで滑り、一般男子の部で優勝した。「楽しいレースができました」。観客に向け、無邪気な笑顔を見せた。

 大阪出身。「浪速の成田3きょうだい」の末っ子として知られる。1998年に開かれた長野冬季五輪で、スノーボードの前走を務めたのが当時12歳の兄童夢(どうむ)さん、10歳の姉夢露(めろ)(現在は今井メロ)さん、そしてまだ4歳だった成田だ。3人が連なって滑る姿はほほ笑ましくもあり、五輪選手と同じコースをいとも簡単に滑る姿は周囲を驚かせもした。兄と姉は8年後のトリノ五輪のスノーボード・ハーフパイプに出場…

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