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第103回全国高校野球選手権

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第90回選抜高校野球

増える硬式出身球児 センバツ出場36校、ベンチ入りの6割超 エースは軟式出身優勢

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 <センバツ高校野球>

 甲子園出場選手のうち、中学時代に硬式野球をしていた選手の割合が増えている。その一方で、投手に限っては軟式出身者の割合が多いという傾向は変わっていない。

 第90回記念選抜高校野球大会(23日開幕)の出場36校のベンチ入りメンバー(各18人)全648人を対象に中学時代の所属チームを調べた結果、硬式399人、軟式249人で、硬式出身者の割合は61・6%。2008年の第80回大会に比べて9・4ポイント増えた。80回は硬式338人、軟式309人(海外留学していた1人を除く647人が対象)で、硬式出身は52・2%だった。

 今大会出場校のうち、大阪桐蔭と近江(滋賀)は18人全員が硬式出身。逆に軟式出身者が最も多いのは由利工(秋田)で17人だった。

 10年前は公立校に軟式が多く、私立校に硬式が多いという二極化が見られたが、今回は公立でも硬式の割合が増えている。初出場の乙訓(京都)は12人が硬式出身。80回の公立(13校)での硬式出身者の割合は22・6%だったのに対し、今回の公立(9校)は35・2%と12・6ポイント増。硬式の割合を押し上げる要因となっている。

 硬式出身者が増える一方で、軟式が多いポジションもある。今回の36校の背番号「1」のうち、軟式出身者は08年と同じ21人と6割弱を占める。智弁和歌山は昨夏のエースに続き、最速144キロの本格派右腕の現エース・平田も軟式出身。高嶋仁監督(71)は「軟式出身の投手は肩や肘が酷使されていない。時間はかかるが、しっかり育ってくれる」と話す。

 伸び盛りの中学時代から硬式球に慣れることは甲子園出場を目指すに当たって有利になるようだが、投手に限ってはそうともいえない。【安田光高】


センバツ登録選手の軟式・硬式の出身内訳◇

チーム名       軟式  硬式

駒大苫小牧  私立   2  16

花巻東    私立  13   5

由利工    公立  17   1

日大山形   私立   2  16

聖光学院   私立   4  14

明秀日立   私立   3  15

国学院栃木  私立   6  12

中央学院   私立   4  14

日大三    私立   2  16

慶応     私立   3  15

東海大相模  私立   2  16

静岡     公立  10   8

東邦     私立   3  15

三重     私立   3  15

富山商    公立   9   9

日本航空石川 私立   2  16

星稜     私立  12   6

近江     私立   0  18

彦根東    公立  11   7

膳所     公立  15   3

乙訓     公立   6  12

大阪桐蔭   私立   0  18

智弁学園   私立   2  16

智弁和歌山  私立   2  16

おかやま山陽 私立  11   7

瀬戸内    私立   9   9

下関国際   私立   5  13

英明     私立  10   8

松山聖陵   私立   8  10

高知     私立  16   2

明徳義塾   私立   5  13

東筑     公立   8  10

伊万里    公立  13   5

創成館    私立   6  12

延岡学園   私立   9   9

富島     公立  16   2

      計   249 399

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