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仙北鉄道

車両の図面など100点展示 廃止から50年

展示された仙北鉄道の客車「ハ3号」の図面=宮城県登米市の登米歴史博物館で2018年3月3日、山田研撮影

 廃止から50年になる仙北鉄道登米線をテーマにした企画展「鉄道とくらし2~思い出の仙北鉄道」が3日、宮城県登米市歴史博物館(同市迫町佐沼)で始まった。車両の図面や切符など100点を超える史料や写真などが展示される。

 同線は1921(大正10)年7月、東北線に接続する瀬峰駅(現栗原市)と佐沼駅間で開業。同年10月に登米(とよま)駅までの全28.6キロが完成した。線路幅は762ミリとJR在来線などより狭い「軽便(けいべん)鉄道」だった。住民の足となったが、68(昭和43)年3月に廃線となった。

 展示している車両の図面は、いずれも開業時から走行した米国の「ポーター」社製蒸気機関車と客車の計12枚。34(昭和9)~36(昭和11)年の「ガソリンカー」導入を巡る車両会社の選定過程などをまとめた書類や、太平洋戦争中にガソリンの代わりに木炭を使った性能試験結果に関する商工省(当時)への報告などが並ぶ。

 また、26(大正15)年と31(昭和6)年の時刻表▽車両に取り付けた行き先方向板▽営業当時の車内や駅舎の写真--なども展示されている。来館者は「戦時中は、この駅で出征する兵士を見送っていた」「『軽便っこ』と呼んでいて、高校時代に乗った」などと昔を懐かしんでいた。

 5月27日まで(4月30日を除く月曜と5月1日休館)。無料。問い合わせは同歴史博物館(0220・21・5411)。【山田研】

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