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小林顕作(こばやし・けんさく)さん
小学生のころは団地っ子だったので、団地の大きな公園で遊んでいました。棟の前の芝生で野球をしていましたが、ホームランを打つと他人の家のベランダに入っちゃって。おばちゃんにしょっちゅう怒られていました。
当時のヒーローは巨人の王貞治さん。王さんがピアノを弾けると知って、自分もピアノを弾ければホームランが打てるんじゃないかと思い、親に頼んで習い始めました。結局、ピアノとホームランは関係ないことが分かったけど、その時に身につけた音感やリズム感は今の仕事につながっていると思います。
学校での授業の記憶はほとんどなくて、遊ぶことばかり考えていました。ドッジボールとか、四角いマスを四つに区切って相手の陣地にボールをバウンドさせる「がんばこ」がはやっていました。中学校ではサッカー部に入りました。「ヤンキー校」で、先輩たちがすごく怖くて。ある時、やんちゃな先輩が木陰から練習を見つめていました。話してみると意外と優しかったり、サッカーが上手だったりしたのが印象に残ってますね。
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