メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

身じまい練習帳

遺影を家族でつくってみる

 研究者と葬送の実務者が発表し合う日本葬送文化学会の1月の定例会での、「遺影」に関する久門易さん(56)の発表は興味深かった。「ちいさな伝記」という名前で人生を振り返る写真集の企画を始めた、川崎市の写真館主である。

 演題の「肖像の変遷からみる『遺影』の役割」は、そのまま学会誌に載った論文タイトル。これまで見てきた遺影のほとんどが出来栄えの良くない「残念な印象」。どうしてそうなのか? ルーツは肖像画だと知り、さらに調べた。エジプトのミイラや欧州王侯貴族の肖像画、江戸期の歌舞伎役者の浮世絵など。それが写真に代わっていく。記憶にある明治天皇のお写真は、「コンテ画」を写真にしたものだと論文で初めて知った。また夏目漱石の有名な写真は、明治天皇崩御のあとの大喪(たいそう)…

この記事は有料記事です。

残り502文字(全文836文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. たばこを吸っていると新型コロナで重症化しやすいのは本当か 専門家が警告する

  2. 最期の別れに親戚も呼べないなんて…新型コロナで葬儀縮小、会食中止 棺不足も

  3. 感染者の確認ない鳥取・島根 外出自粛の都市部から観光客も 新型コロナ

  4. ファクトチェック 新型コロナ「五輪延期後に検査急増」は本当か 「感染隠蔽」説を検証すると…

  5. 新型コロナ不況になぜ1人20万の給付金が必要なのか 反緊縮・経済学者の提言を読む

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです