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石巻復興きずな新聞

被災者に寄り添い、仮設消える日まで

「石巻復興きずな新聞」の編集長、岩元暁子さん=宮城県石巻市で2018年2月、森口沙織撮影

 東日本大震災の被災者に向けた宮城県石巻市の「石巻復興きずな新聞」は一度は終刊しながら復活した無料情報紙だ。編集長の岩元暁子さん(35)は資金難から震災5年を区切りに発行をやめたが、以前に読者の「おっちゃん」から言われた「仮設に残る俺たちを見捨てるんか」という言葉がよぎった。「被災者にとって5年はなんの節目でもない」。最後の1人が仮設を出るまで続けると決め、被災者に寄り添う。

 情報紙は毎月10日発行。A4判4ページで、市内の仮設住宅約1000戸と市街地の災害公営住宅(復興住宅)の住民に計約6000部配布する。1月発行の1面トップは「どんと祭裸参り参加記」。無病息災を祈りさらし姿で町を歩く裸参りに記者が挑戦した体験記だ。「石巻でも裸参りをやっているんだ」「今月も待っていたよ」。新しい石巻の姿に喜びの声が届く。

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