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全人代開会 「習氏が核心」徹底 「主席任期撤廃」提案、中国社会に波紋

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 5日に開会した中国の全国人民代表大会(全人代=国会)は初日から、習近平国家主席(共産党総書記)のカラーに染まった。習氏は国家主席の任期上限を撤廃する憲法改正案などによって一層の政治基盤の安定を図る一方で、景気拡大の副作用など難題にも直面する。習氏個人の双肩に、中国13億人の命運がかかる。【北京・河津啓介、赤間清広】

 全人代は通常、会期が12日間程度だが、今回、16日間の異例の長さとなる。初日、習氏は北京の人民大会堂で一度も演壇に立たず、一言も発さなかった。それでも会場の全員が誰が主人公かを理解していた。わずかな表情、体の動きを世界中から詰めかけたカメラマンが追い、シャッター音が響いた。

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