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旧優生保護法を問う

「私も産めたのでは」 法の対象外「洗脳」され子宮摘出 脳性まひ女性、今も悔い

「過去の事実をなかったことにはしてほしくない」と話す女性=富山市で

 「優生思想に洗脳され、子宮を摘出しました」--。脳性まひの障害のある富山県の女性(60)が、毎日新聞の取材に語った。「不良な子孫の出生防止」を掲げ障害者らに不妊手術を強いた旧優生保護法(1948~96年)の対象ではなかったが、22歳の時に自ら手術を申し出た。だが「本当は私も子どもを産み育てられたのでは」と悔やんできた。【岩崎歩】

 女性は生まれてすぐ脳性まひと診断され、8歳で石川県の障害者施設に入所。13歳の時に初潮を迎えた。身の回りのことや生理の処置も職員の介助が必要だった。「(障害者は)どうせ赤ちゃんなんか産めないのに。(子宮を)取ってしまった方がいい」。毎日のように施設の職員から聞かされた。

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