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SUNDAY LIBRARY

三浦 天紗子・評『されど愛しきお妻様』鈴木大介・著

◆『されど愛しきお妻様 「大人の発達障害」の妻と「脳が壊れた」僕の18年間』鈴木大介・著(講談社/税別1400円)

 小室哲哉氏の引退会見で、にわかに注目を集めた「高次脳機能障害」。小室氏は、妻とコミュニケーションが成立しないつらさを訴えていたが、実際、人が変わったようになってしまう場合もあるという。高次脳機能障害には、大人の発達障害や軽度の認知症と共通する欠損がある。見た目からはわかりにくいため、夫婦間や家族間の関係に亀裂を生むこともある。

 41歳で脳梗塞(こうそく)に倒れ、高次脳機能障害から死にもの狂いで現場復帰を果たしたルポライターが、ふたたび挑んだテーマがその後遺障害からのリハビリ。かつてのような日常を取り戻そうと妻と二人三脚でがんばるさまを描いた前著『脳が壊れた』も感動的だったが、本書では、妻との関係性の回復や、家庭の切り盛りといった実務レベルの改善がメインテーマだ。

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