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東日本大震災7年/2 テレビユー福島 報道制作局専門局長・桶田敦さん

東日本大震災関連の番組制作にあたり、福島県浪江町の請戸(うけど)漁港を訪れた桶田敦さん。東京電力福島第1原発から約7キロ北にある=同町で2018年2月20日、屋代尚則撮影

未来の縮図が福島にある

 「ほら、この数値。原発から20キロほどでも、福島市内より放射線量が低い地点もあるんです」

 東京電力福島第1原発周辺の地域まで撮影場所探しに向かう車中で、地元テレビ局「テレビユー福島」(同市)の桶田敦・報道制作局専門局長(59)が説明してくれた。手には線量計。現在の県内取材では、かつてのように必ず持ち歩くわけではない。福島は原発事故前の日常を取り戻しつつあるという。一方で、若い世代を中心に原発事故の避難者らが戻らず「『人がいない』以外は変わらない、というのが正直なところ」とも。「高齢化社会を迎えた地方の状況が、原発事故で前倒しで来た。日本の未来の縮図が福島にはある」と感じている。

 桶田さんは大阪市生まれ。信州大(長野県)で地質学を専攻していた1979年の御嶽山噴火を機に、同山の…

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