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第103回全国高校野球選手権

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90回センバツ智弁学園 選手紹介/6 川釣聖矢選手/平野太一選手 /奈良

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智弁学園の川釣聖矢選手=奈良県五條市の同校で、佐藤英里奈撮影 拡大
智弁学園の川釣聖矢選手=奈良県五條市の同校で、佐藤英里奈撮影

 <第90回記念選抜高校野球大会>

強気の投球を誓う 川釣聖矢選手(2年)

 投手として、182センチの長身を生かし、右上手から最速140キロ台の直球を打者の胸元に投げ込む。「直球と分かっていても打たれない投球がしたい」。憧れのマウンドでも強気の投球を誓う。

 1年生の秋、練習中に頭にボールを受けて重傷を負い、一時は体の自由も利かなかった。約4カ月で復帰を果たすと以前にも増してトレーニングに励み、球速が増した。中学の頃に自分で本を読んで変化球の投げ方を研究し、自宅近くの公園で繰り返して身につけた。最近も元ヤクルトの伊藤智仁さんの現役時代の動画を参考に横のスライダーを習得。勉強熱心な努力家だ。

 試合に向かうバスで韓国のガールズグループ「TWICE(トゥワイス)」の曲を聴き、気持ちを高ぶらせる。

チーム支える大声 平野太一選手(2年)

智弁学園の平野太一選手=奈良県五條市の同校で、佐藤英里奈撮影 拡大
智弁学園の平野太一選手=奈良県五條市の同校で、佐藤英里奈撮影

 「ええぞー」「ナイス」。「自分の強みは声」と自覚し、練習中のグラウンドに常にひときわ大きく、元気な声を響かせる。

 一時、外野に回った時期もあったが現在は捕手。試合に出た時にも心掛けるのはやはり、「人一倍声を出すこと」だ。ピンチの場面でこそ、声で盛り上げ、チームを勢いづけたいと考えている。

 小6の時にボーイズリーグで全国優勝を経験し、「もう一度、優勝を味わいたい」と野球を続けた。しかし、中学の頃、練習の厳しさから辞めようと思ったこともあった。「最後までやりなさい」と励ましてくれたのが、母の博美さん。今も好きな食べ物などを差し入れてくれる母に感謝しながら、チームの勝利のために全力で声を出す。

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