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東日本大震災7年

福島第1原発事故 廃炉、遠い道のり 除染、新たな局面(その1)

 事故から間もなく7年となる東京電力福島第1原発ではこの1年、炉心溶融を起こした1~3号機の原子炉の内部調査が行われ、溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)とみられる塊が確認された。汚染水対策でも一定の前進があった。しかし、デブリの詳しい性状は不明で、取り出し工法の決定は延期された。40年かかるとされる廃炉作業の歩みは遅々としている。一方、飛散した放射性物質を除去する除染は、帰還困難区域の復興拠点で本格的な作業が始まり、新たな局面を迎えている。

 デブリの取り出しは、廃炉作業の「最難関」とされる。ロボットなどを使って実施された原子炉格納容器内の調査では、2、3号機でデブリとみられる塊が確認され、1号機では底部全体に砂のような堆積(たいせき)物が広がっていた。だが、デブリの詳しい分布や性状はまだ把握できていない。

 政府・東電は昨年9月に廃炉工程表を見直した。従来は18年度前半までに最初にデブリ取り出しに着手する号機と工法を決定するとしていたが、炉内やデブリについての情報不足を理由に19年度中に遅らせた。

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