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くらしの明日

私の社会保障論 診療・介護 同時報酬改定=日本リハビリテーション振興会理事長・宮武剛

 もう20年も前、介護保険を先駆けて導入したオランダやドイツを訪ねた際、行政官や研究者らが「substitution」(代替策)という言葉をしばしば使ったのを思い出す。

 高齢社会を迎え、キュア(治療)よりケア(介護)のニーズが急増し、ヒト・カネ・モノの投入を介護へ置き換える実践だった。

 日本でも2000年度に介護保険制度を施行し、時代のニーズに応えながら医療費の膨張を抑え込む試みが始まった。その作業は延々と続き、この4月からの診療報酬と介護報酬の同時改定も「代替策」がキーワードだろう。

 まず病院群の代替策である。超高齢化と人口減少で急性期の患者数は減る。逆にリハビリ病院や在宅医療を補完する病院の必要性は増す。特急の本数を抑え、通勤電車を増やすような取り組みになる。

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