おそらく、県内の若年認知症の実態が初めて明らかになったのは2006年3月だろう。県議会の一般質問で、県側が推計505人という数字を公表した。
質問したのは当時、桐生市区の県議だった大沢幸一さん(74)だった。「実は」と大沢さんは議場で切り出した。「私の妻はアルツハイマー病でございまして……」「まさに57歳でございますから進行がはようございます……」
続けて県の若年認知症対策について尋ねた後、最後にこう宣言して締めくくった。「我が家が容易ならざる事…
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