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東日本大震災7年/2 一本松が結ぶ縁 「岩手・陸前高田のリンゴを守る」

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リンゴ畑で暖を取る安生さん(左)と千葉さん。「農業で食っていく」と言う安生さんに対し、千葉さんは笑顔で「ひよっこが!まどもに稼げるのは5年も先だあ」と返した=岩手県陸前高田市で
リンゴ畑で暖を取る安生さん(左)と千葉さん。「農業で食っていく」と言う安生さんに対し、千葉さんは笑顔で「ひよっこが!まどもに稼げるのは5年も先だあ」と返した=岩手県陸前高田市で

 川崎市の自宅に一つの段ボール箱が届いた。安生(あんじょう)亮太さん(22)が神奈川県の農業高校3年だった2013年秋。リンゴが約10キロ詰まっていた。4カ月前から倦怠(けんたい)感に突然襲われ、入院していた。再発しやすいとされる腎臓疾患系の病気「ネフローゼ症候群」。入退院を繰り返す中、翌14年も秋になると、赤い実が送られてきた。

 「とっても甘かった。こんなに親切にしてくれる人がいるんだ」。送り主は岩手県陸前高田市の戸羽初枝さん(56)。箱に張られたA4判の紙には「未来の『あんじょう農園』産」と印刷されていた。

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