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厚生労働省は9日、健康上の理由で日常生活が制限されることなく過ごせる「健康寿命」が2016年時点で、男性72・14歳、女性は74・79歳だったと発表した。前回の13年と比べて男性は0・95歳、女性は0・58歳延び、男女とも過去最長を更新した。厚労省は健康意識の高まりや、高齢者の社会参加の広がりが背景にあるとみている。
健康寿命は3年ごとに公表しており、初回の01年(男性69・40歳、女性72・65歳)から延び続けている。平均寿命も延び続けているが、健康寿命との差(不健康な期間)はわずかに縮まり、今回、男性8・84年(前回9・02年)、女性12・35年(同12・40年)だった。
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