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第103回全国高校野球選手権

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センバツ・瀬戸内 ゴミ拾いで社会貢献 寮生全員で練習後に /広島

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ゴミ拾いをしながら寮に向かう瀬戸内の選手たち=広島市東区山根東5で、小山美砂撮影 拡大
ゴミ拾いをしながら寮に向かう瀬戸内の選手たち=広島市東区山根東5で、小山美砂撮影

 自主練習を終えた午後10時過ぎ、夜道で目を凝らしながら坂道を下っていく。「あ、そこ落ちよるよ」。道ばたに転がる空き缶やビニール袋を拾い上げる。センバツに出場する瀬戸内は、23日の開幕に向け猛練習に励む傍ら、あいさつや掃除など日常生活での「ルーティン」も大切にする。中でも選手たちが自主的に行っているのが、寮と練習グラウンドを結ぶ道でのゴミ拾いだ。

 昨秋の新チーム結成時、指導に来た外部コーチに「掃除と便所掃除をちゃんとすると、運気が上がる」と言われたことがきっかけ。新保利於(しんぽりお)主将(2年)が「新チームになったし、気を引き締めて自分たちにできることを頑張ろう」と東大翔(かける)副主将(同)と一緒に始めた。それにならい、今では寮生全員が参加する。

 寮から尾長山(東区、標高185・7メートル)山中にある練習グラウンドまでは急勾配な道を上って徒歩約10分。練習前は時間短縮で走って上がるため、ゴミ拾いは練習が終わって暗くなった下り道で行う。

 中でも率先して行うのが野田史竜選手(同)。「自分たちが使う道がきれいだと気持ちいい。練習にもやる気が出る。甲子園に向けて運気も高めています」と笑顔で話していた。【小山美砂】

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