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市川英樹(いちかわ・ひでき)さん(46)
愛知県で溶接工など職を転々としていたが、金を稼ごうと福島第1原発の作業員になった。福島県の人の温かさにほれ込み、いわき市に移住。古代米など色の異なる稲で水田に絵柄を描く「田んぼアート」に取り組む。「福島に年間30万人を集めたい」と夢を描く。
求職中だった2014年、ハローワークで「月給70万円以上」の条件で検索。目にとまったのが原発作業員だった。
同年6月から大手ゼネコンの孫請けの作業員として、土壌を凍らせ地下水の流入を防ぐ「凍土遮水壁」の建設現場に資材を運ぶなどした。
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