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米朝首脳会談

電撃決定に驚き 韓国「失敗を繰り返さぬ」

 【ワシントン高本耕太、ソウル大貫智子】トランプ米大統領が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の会談要請を受け入れたと電撃発表した韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長は8日の記者会見で、「トランプ大統領の指導力と最大圧力政策が国際社会の結束と重なり、今日の局面を作り出した」と謝意を示した。核問題解決のため米朝対話が必要と繰り返し呼びかけていた韓国政府は、米韓が緊密に連携してきた努力の成果として、国内外にアピールしたものだ。

 鄭氏は会見で「過去の失敗を繰り返さない」と強調。「北朝鮮側の発言に行動が伴うまで、圧力を継続する」と北朝鮮の行動を慎重に見守る姿勢も示した。1990年代の米朝協議や2000年代後半の非核化に向けた6カ国協議のプロセスで、北朝鮮は何度も核・ミサイル開発の凍結を約束しながら、挫折したためだ。4月末の南北首脳会談に向け、非核化に向けたプロセスについて米国と今後も具体的な協議を続けるとみられる。

 鄭氏とトランプ氏との会談内容を発表する前、会談内容は政府内でもごく少人数の幹部にしか知らされておらず、政府内にも驚きが走った。韓国青瓦台(大統領府)関係者は鄭氏発表の約30分前、記者団に対し「内容は分からない」との答えを繰り返した。鄭氏の訪米前、トランプ氏と会談できるかどうかも確定しておらず、トランプ氏が米朝対話に応じるとの回答が得られる見込みは立っていなかった。

 韓国メディアは鄭氏やホワイトハウスの発表を一斉に速報。鄭氏の発表を各局が生中継した。鄭氏は英語で発表したが、各局は韓国語の通訳を準備する余裕がなく、ニュース専門チャンネルのYTNラジオは「通訳が準備できなくて申し訳なかった」と釈明したほどの慌てぶりだった。

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