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どうしてウンチやおしっこは面白い?

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トイレ型のおもちゃで遊ぶ男児。拾ってきた石をうんちに見立てている=矢澤秀範撮影
トイレ型のおもちゃで遊ぶ男児。拾ってきた石をうんちに見立てている=矢澤秀範撮影

 言葉の発達が進む3歳ごろになると、ウンチやおしっこ、おしりやおちんちんといった言葉を口にするたび子どもが笑うことがある。「ぼくは男の子」と認識したり、「女の子だからお料理するんだよ」などと言い出したりもする。まずはウンチやおしっこを面白がるわけを探った。【生活報道部・稲田佳代】

 「とても良いものであり、汚いものであるという両方の意味を持つのが面白いのでしょう。ウンチはいまだに自分の体の中のもの、という意識もあります」。こども・思春期メンタルクリニック(東京都新宿区)の精神科医で白百合女子大の木部則雄教授(精神分析)は、ウンチやおしっこで幼児が笑う理由をそう説明する。両価的とは、一つのものごとに対して相反する感情を同時に持つこと。幼児は自己の内部と外部や、自己と他者を識別する境界が発達途上にあることも関係する。

 親にとって、毎日健康的にウンチやおしっこが出るのは望ましいことだ。おむつを外すトイレトレーニングの過程では、排せつできると「出たね、さすがだね」などと褒めちぎる。一方、便器の中に手を突っ込もうとする我が子に「汚いからダメ!」と注意した経験は、どの親にも一度はあるはずだ。これは、ウンチが自分のものという意識の表れでもある。

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