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東日本大震災:私は語る 明日のために(2)

奇跡の一本松の後ろの防潮堤周辺には松が植えられ、かつてのような松原が復活する見込みだという=岩手県陸前高田市気仙町砂盛で、西銘研志郎撮影

東日本大震災

私は語る 明日のために(2)

 岩手県陸前高田市の海岸沿いに、すっと立つ「奇跡の一本松」。周辺には土産店やJR線の乗り場ができ、被災地と市外を結びつける拠点となっている。「高田松原津波復興祈念公園」の建設も始まった。震災10年となる2021年に利用可能になる見込みで、一本松は今後も交流の中心として立ち続ける。

 約7万本の松が植えられていた白砂青松の「高田松原」は震災前、市民らが海水浴やウオーキングなどに訪れる憩いの場だった。2011年3月11日、大津波が陸前高田市を襲う。松原も波にのまれ、ただ1本だけが生き残った。  復興の象徴となった一本松だったが、海水の塩害により12年5月に枯死した。だが市は「被災地に生きる希望を与え続ける」とし寄付を募り、13年6月に防腐処理などをしてモニュメントとして復元した。

 現在は夜間ライトアップされ、松の近くには来訪者が思いをつづるノートが置かれている。

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