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第79期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が初挑戦する第79期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

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第76期名人戦A級順位戦 行方尚史八段-佐藤康光九段 第47局の5

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行方、踏ん張る

 本局が正念場を迎えている頃、C級2組の対局で藤井聡太四段が勝利。最終戦を待たずしてC1への昇級と五段昇段を決めた(約2週間後、朝日杯将棋オープン戦で優勝し、六段昇段)。

 再度、[先]4一竜と寄ったのが決め手になった。「この手を発見できて勝ちが見えました」と行方。次に[先]5二香がある。当然、角も動けない([先]8一竜と飛車を取られる)。佐藤は[後]7四角と竜を追ったが、行方はこの角を目標に[先]7五香と据えた後、[先]5一竜切りから[先]9五角で決着をつけた。終局は午後11時56分。この約1時間後、最後に大阪から「豊島敗れる」の報が届いて、ラス前全対局が終了した。

 最終戦を残した時点での挑戦争いを整理しておく。2敗の豊島が敗れ、3敗の久保が勝ち、この2人が3敗で同率首位。ついで4敗の羽生(最終戦は手空き)、稲葉、広瀬、佐藤までが挑戦圏内。もし最終戦で豊島、久保がともに敗れると最大6人によるプレーオフが行われる。佐藤にとっては痛い敗戦だったが、首の皮一枚で挑戦の可能性が残った形だ。

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