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描かれた鉄路

今回の作品 夏目漱石『坊っちゃん』 坊っちゃん列車(松山市) 「わが輩は有名」と自負

道後温泉駅前でしばし休息する「坊っちゃん列車」=広瀬登撮影

 買い物客でにぎわう松山市中心部、屋上に観覧車が回る大型デパート前にある伊予鉄道松山市駅の電停には、路面電車がひっきりなしに到着しては、方向を変えて発車していく。デパート1階からは郊外へ向かう電車も出ており、「市駅」と地元で呼ばれるここは松山の交通の要といえる。

 そんな市駅前にポッポーと汽笛が鳴り響く。振り向けば、深緑色の小さな機関車が小さな客車2両を引っ張りながら入線してきた。松山名物「坊っちゃん列車」。ここから道後温泉へ約3・6キロの道のりを、約20分かけて走る。

 「親譲りの無鉄砲」な江戸っ子の主人公が「四国辺のある中学校」で巻き起こす騒動を描いた夏目漱石の『坊…

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