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森友問題

「退職、担当局長で責任感じ」 佐川氏一問一答

参院財政金融委員会で答弁する財務省の佐川宣寿理財局長(当時)。右は麻生太郎財務相=国会内で2017年5月16日、川田雅浩撮影

 9日に国税庁長官を辞任した、財務省の前理財局長の佐川宣寿氏(60)は財務省内で初めて報道陣の取材に応じた。一問一答は次の通り。

 --今日退職を決めた理由。

 決裁文書(を巡る疑惑)が、現在の国会で大変大きな議論になっており、提出時の担当局長であったことから責任を感じた。

 --近畿財務局職員の自殺報道もあった。

 今日のニュースで知った。本当に残念で、心からご冥福をお祈りしたい。

 --それがきっかけではないのか。

 本当に初めてニュースで知り、それ以上のことは知らない。

 --決裁文書の書き換え問題は。

 捜査を受けている立場であり、コメントは差し控える。

 --首相は「適材適所」と述べていた。

 公務員なので、任命をされたら職責を一生懸命果たす。どのポストでも同じ。

 --国民に対して一生懸命やってきたのか、政権に対してか。

 国家公務員であり、国民に対して一生懸命やってきた。

 --理財局長時代に国会で(森友学園側との)事前の価格交渉はなかったという話を繰り返した。今もそう考えるか。

 個別の国有財産行政に関わり、コメントは差し控えたい。

 --決裁文書の書き換え疑惑。書き換えを指示したことはあるのか。

 大阪地検から捜査を受けており、コメントは差し控えさせていただく。

 --亡くなった職員について責任を感じるか。

 どういう経緯でそうなったかもよくわからない。

 --長官の指示が要因とは考えないか。

 どなたが亡くなったかも承知していない。

 --(国税庁長官の)就任記者会見も開かれず、報道陣や国民の前に出てくることはなかった。

 国税庁の所管行政以外のことも聞くということで、本来の趣旨の会見にならないのではないかと私が判断し、実施しなかった。その点についても、今回おわびしたい。

 --会計検査院から資料廃棄の問題性を指摘された。「適正に処分した」と国会答弁していたが、何をもって適正と答弁したか。

 文書管理規則にのっとって書類を管理していた。

 --国会の証人喚問に応じる考えは。

 国会運営の話であり、差し控えたい。

 --これまでの国会対応や行政文書管理で、政治へのそんたくはあったのか。

 一生懸命答弁させてもらい、行政文書の管理もルールに従ってやってきたと思う。

 --森友学園への土地の売却は適正な価格で行われていたと今でも考えるか。

 不動産鑑定価格からその時々の処理費用を引いたのが適正な価格という思いだ。

 --確定申告の時期に辞めることでの影響は。

 申し訳ない。心配する声もあるが、大きな混乱もないと聞いており、最後まで円滑に終えていただけるものだと考えている。

 --虚偽答弁をしたという認識は。

 批判は承知しているが、現在の理財局長が答弁していることに尽きる。

 --税務調査の現場で、長官への批判で影響があったという。

 直接大きな混乱があったとは聞いていないし、そういう認識はない。

 --今後どういう人生を歩む。

 何も考えていない。

 --「政権の犠牲になったんじゃないか」という声もある、無念さはないか。

 辞職を申し出て、認めていただいたことに尽きると思う。

 すみません。本当に申し訳ありませんでした。

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