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第103回全国高校野球選手権

第103回全国高校野球選手権大会(8月10~29日)の特集サイトです。

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頂点めざして

智弁和歌山 スタッフ紹介 古宮克人部長/中谷仁コーチ /和歌山

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 <第90回記念選抜高校野球>

理論的指導で優勝を 古宮克人部長(29)

智弁和歌山の古宮克人部長=和歌山市冬野の同校で、木原真希撮影 拡大
智弁和歌山の古宮克人部長=和歌山市冬野の同校で、木原真希撮影

 2006年の野球部主将。夏の甲子園でベスト4を経験した。進学した立命館大では、思うような結果を残せず、高校卒業時に藤田清司校長から「戻ってこいよ」と声をかけられていたこともあって、11年に母校の保健体育科教諭・野球部副部長となった。17年には部長に就任。

 打撃不振の選手に一人ずつ声をかけ「この手首はテコの原理で動いている」などど理論的な指導を心がけている。「何のためにする動作か」を伝えることで、「不振の原因に、自ら気づけるようになってほしい」と話す。誰よりも大きな声で選手を鼓舞する熱血漢だ。「優勝が使命」と公言し、自らは立てなかった全国の頂点を選手とともに見据える。

勝利の方程式、球児と 中谷仁コーチ(38)

智弁和歌山の中谷仁コーチ=和歌山市冬野の同校で、木原真希撮影 拡大
智弁和歌山の中谷仁コーチ=和歌山市冬野の同校で、木原真希撮影

 初めてチームが夏の甲子園を制した1997年は捕手で主将だった。強肩強打でならし、阪神、楽天などでのプロ野球生活も15年に及ぶが、「何年やっても野球はわからない。奥が深い」と言う。

 「難関大学に入るには過去問題を解くが、甲子園で優勝するためにこれをすればいいという答えはない。チームの戦力、選手の気力、体力などさまざまな要素がかみ合って初めて優勝できる」といい、球児とともに勝利の方程式を日々突き詰める。

 2012年に巨人でプロ生活を終え、「野球人として何か残したい」と17年4月に母校のコーチに就任。師である高嶋仁監督とともに目指すのは21世紀初の全国制覇だ。

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