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第103回全国高校野球選手権

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強者に勝て

’18センバツ下関国際 後輩支える3年生 引退後も8人グラウンド通い /山口

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 <第90回記念選抜高校野球>

 春のセンバツに出場する下関国際(下関市伊倉)では、昨夏の甲子園、主戦としてマウンドに立った植野翔仁(しょうと)前主将や1番・中堅でチームを引っ張った清水大輝さんら3年生8人が後輩の練習を支えてきた。

 引退した3年生が練習をサポートするのは、下関国際の伝統だ。昨夏の引退後も、3年生は登校日の続く2月中旬まで、現役選手と変わらない姿勢でグラウンドに通った。朝の練習では打撃投手などを務め、走り込みでは、諦めかけている選手の手を引き、背中を押して励ます。植野さんは、主戦の鶴田克樹選手(2年)や吉村英也選手(同)に「一球一球への観客の反応を気にせず、勝つことだけを意識しろ」と声を掛けた。清水さんは「甲子園特有の強風で、飛球を捕るのも難しく感じた」という経験から、外野陣に対して、打球の速さや風向きを意識するよう伝えてきた。浜松晴天(そら)主将(同)は「サポートしてくれた3年生の分も勝たなければならない」と意気込んだ。

 卒業後、就職する2人は新生活の準備のため甲子園には行けないが、植野さんは「甲子園で下関国際の野球を発揮してほしい」、清水さんは「応援してくれる人のためにもまずは1勝して、全国制覇を目指してほしい」とエールを送った。【佐藤緑平】

〔下関版〕

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