世界農業遺産

「傾斜地農法」認定 大きな成果に喜び 美馬・三好・つるぎ・東みよし /徳島

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
くす玉を割って世界農業遺産認定を祝う兼西茂・つるぎ町長(左から4人目)ら=徳島県つるぎ町役場で、松山文音撮影
くす玉を割って世界農業遺産認定を祝う兼西茂・つるぎ町長(左から4人目)ら=徳島県つるぎ町役場で、松山文音撮影

 国連食糧農業機関(FAO)は9日、県西部2市2町の急傾斜地農法「にし阿波の傾斜地農耕システム」を世界農業遺産に認定したと発表した。日本の世界農業遺産は11地域となり、中四国では初めて。

 美馬、三好、つるぎ、東みよしの2市2町で斜度40度に及ぶ急斜面の畑で作物を栽培。段々畑のように水平面を作らないのが特徴で、耕土の流出防止や保温のため、カヤ(ススキ)を敷いて雑穀や野菜などを生産してきた。世界農業遺産に向け昨年9月、FAOに書類を提出していた。

 10日には、つるぎ町役場(同町貞光)で認定報告会が行われ、地元の首長や農業関係者ら約70人が出席した。県西部2市2町などでつくる「徳島剣山世界農業遺産推進協議会」の会長を務める兼西茂・つるぎ町長は「大きな成果と財産をいただいた。維持管理のために知識を集約し、将来に向かって進んでいく責任の重さも感じている」とあいさつ。くす玉が割られ、万歳三唱で喜びを分かち合った。美馬市穴吹町の農業、小泉靖雄さん(…

この記事は有料記事です。

残り171文字(全文594文字)

あわせて読みたい

ニュース特集