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第103回全国高校野球選手権

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’18センバツ創成館 第3部 選手の横顔/2 松浪基一塁手/藤優璃二塁手 /長崎

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 <第90回記念選抜高校野球>

打点も足もチーム一 松浪基(もとき)一塁手(2年)

松浪基一塁手 拡大
松浪基一塁手

 5番打者としてクリーンアップの一角を担う。重視するのは打率よりも打点。「ランナーを還し、チームに1点をもたらすのが自分の仕事」と話す。

 その言葉通り、昨秋の公式戦はチーム最多の12打点をたたき出した。明治神宮大会準決勝の大阪桐蔭戦では、1点差に迫られた五回に相手を突き放す適時打。九回にもダメ押しの7点目をもぎ取る犠飛を放ち、優勝候補撃破の立役者になった。

 持ち味は勝負強い打撃だけではない。実はチーム1の俊足。50メートルを6・1秒で駆ける。昨秋は5盗塁を決めた。

 大阪府八尾市から稙田(わさだ)龍生監督(54)の下で野球がしたいと創成館に入った。入部して2年。今では長崎弁も流ちょうに話せるようになった。

 地元関西でのセンバツ。少しでも長く甲子園の舞台に立ち続けたいと願う。「チームのために何ができるかを常に意識してプレーしたい」

小柄でもパンチ力 藤優璃(ふじ・ゆうり)二塁手(2年)

藤優璃二塁手 拡大
藤優璃二塁手

 「守備に自信はない」と謙遜するが、出身の北九州市で中学生時代にヤングリーグのチームに所属していた頃から二塁手を務める。創成館では昨年から、下級生ながらレギュラー候補だったが、右肩を痛めて5カ月間ボールが投げられず、昨夏はベンチ入りを逃した。

 その間、黙々と体幹を鍛えた。「打球が飛んできた時の1歩目が速くなった」。昨秋、ようやくレギュラーの座をつかみ、遊撃の徳吉涼太選手(2年)との間で絶妙な連係プレーを見せる。

 打線では2番打者として、中軸の前に好機を作る。昨秋の公式戦では4割の高打率を記録した。冬の間に、58キロだった体重を63キロまで増やし、パンチ力もついた。

 創成館が甲子園初勝利を挙げた2015年夏の大会をテレビで見て入部した。今度は自らがその舞台に立つ。「中軸につなぐ粘りの打撃を見せたい」。小柄ながらも持ち前の強気で、強豪校に挑む。

〔長崎版〕

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