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被災地の障害者を支援 横浜で養成講座

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横浜市で開催された障害者防災リーダー養成講座=同市港北区で 拡大
横浜市で開催された障害者防災リーダー養成講座=同市港北区で

 大規模災害時に被災地で障害者支援にあたるボランティアリーダーを養成する障害者防災リーダー養成講座が2月7日、横浜市港北区の障害者スポーツ文化センター横浜ラポールで開催された。NPO法人「ゆめ風基金」(大阪市)とらんがく舎(横浜市)が主催。全国各地で障害者福祉や災害時支援に携わっていたり、関心があったりする人が受講した。

 ゆめ風基金は阪神大震災後の1995年に発足。東日本大震災、熊本地震の被災地で障害者支援のための被災地障害者センターを開設し、運営ノウハウや活動資金の提供を行った。

 講座では、ゆめ風基金の八幡隆司事務局長が「これまでの被災地では障害者が利用する福祉避難所が機能せず、多くの障害者が車中泊や、知人宅、被災したままの自宅での宿泊を余儀なくされた」と指摘。熊本地震での経験として、障害者の個人情報を地元の町内会などの自主防災組織が把握していないため、安否確認が難航したことなどを紹介した。

 その上で「被災地に障害者支援に特化した支援のコーディネーターがぜひとも必要」と被災地障害者センターの必要性を強調した。また、具体的な障害者支援のポイントとして避難所を何度も訪れて障害者の有無を確認する▽地元の障害者団体や民生委員から困っている障害者の情報を聞き出す▽一度支援をして終わりにしないで、本当に何に困っているか聞き出す--などの具体的なノウハウを示した。【遠山和彦】

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