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号外東京都、新たに130人以上感染 累計1000人超え 新型コロナ
論の周辺

「60年安保」指導者の後半生

 島成郎(しげお)(1931~2000年)といえば、「60年安保闘争」を主導したブント(共産主義者同盟)の書記長だった人物として知られる。ブントは全学連(全日本学生自治会総連合)の主流派を占め、国会突入デモなどの過激な運動を展開した。結果的に、日米安保条約改定は貫徹され、闘争は敗北に終わる。その後、島は政治を離れ、大学に復学して精神科医となり、主に沖縄で医療活動に当たった。

 ここまでは比較的有名な話だろう。しかし、沖縄に赴いて以後、島がどのような長い「後半生」を送ったのかは、あまり知られていないのではないか。フリージャーナリストの佐藤幹夫さんが執筆した『評伝 島成郎』(筑摩書房、20日刊行)は、特に「後半生」について関係者に取材を重ね、詳細に明らかにしている。本書によって、この人物の全体像が浮かび上がってくる。

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