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特集ワイド

南北・米朝首脳会談合意の裏で 夫人の呼称「女史」に格上げ? 金一族、4代後継へ着々

「女史」「尊敬するオモニム」などと呼ばれた金正淑氏(右)。幼い金正日氏は金日成主席に抱かれている=「金正淑伝」(平壌・外国文出版社)から

 驚くべきスピードで南北首脳会談、そして米朝首脳会談の開催までもが合意された。劇場型外交を仕掛ける北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は金一族による「100年王朝」の夢を抱いているのではないか。その小さなシグナルをキャッチした。【鈴木琢磨】

 2月8日、平壌(ピョンヤン)の金日成(キムイルソン)広場で朝鮮人民軍創建70周年を祝う大規模な軍事パレードがあった。韓国で平昌(ピョンチャン)冬季五輪が開幕する前日である。極寒の屋外行事ゆえ、バルコニーに現れた正恩氏は厚手の黒いコートに帽子をかぶり、記念の演説をした。目を引いたのは同じ黒のコートにブーツ姿の夫人、李雪主(リソルジュ)氏を伴っていたことだ。これまで彼女は軍事パレードに姿を見せなかった。節目とはいえ、異例である。しかも朝鮮中央テレビは彼女を従来の「李雪主同志」から「李雪主女史」と呼称を変えた。彼女は文在寅(ムンジェイン)韓国大統領の親書を携えたソウルからの特使をもてなすために朝鮮労働党中央庁舎で開かれた晩さん会にも同席、北朝鮮メディアはここでも「女史」と呼んだ。

 同志から女史へ--、この突然の変化は何か? 韓国の聯合ニュースは「正常国家としての姿を強調する意図…

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