1989年、つまり平成元年4月、消費税が導入された。この時、僕は深刻な「経済格差」を予感していた。
消費税が導入された89年度と2016年度の税収構造を比べてみよう。税収は共に55兆円程度。だが、税収構成がガラリと変わり、消費税が約14兆円も増え、その一方で、法人税が約8兆円も減り、所得税も約4兆円減った。法人税率が引き下げられ、富裕層の金融資産所得に対する「低い税率」はそのまま。庶民から満遍なく消費税が徴収され、その結果、経済格差は大きくなった。
平成は「非正規労働の時代」でもある。正社員が大幅に減った。
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