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65歳に達したことを理由に障害者自立支援法(現障害者総合支援法)の介護サービスが打ち切られ、介護保険に移行して自己負担が生じたのは不当な差別で違憲だとして、脳性まひの浅田達雄さん(70)が岡山市による打ち切り処分の取り消しなどを求めた訴訟の判決が14日、岡山地裁である。弁護団によると、介護保険の優先原則を定めた支援法の規定や、自治体の運用の違憲性を巡る初の司法判断となる。【高橋祐貴】
「重度障害者が人間らしく生きたいと願うのは、許されないことでしょうか」。岡山市内の自宅で、電動車椅子に座った浅田さんは机上の文字盤をゆっくりと指した。
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