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第103回全国高校野球選手権

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センバツ・瀬戸内 支える人/3 楽しく勝利後押し 松田晃詩応援団長(2年) /広島

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応援練習で先頭に立って盛り上げる瀬戸内の松田晃詩応援団長=広島市東区尾長西2の同校で、小山美砂撮影 拡大
応援練習で先頭に立って盛り上げる瀬戸内の松田晃詩応援団長=広島市東区尾長西2の同校で、小山美砂撮影

松田晃詩(まつだ・こうし)応援団長

 試合はベンチ入りの選手だけで戦うわけではない。得意の大きな声で、スタンド全員を瀬戸内の応援に巻き込みたい。メンバーに入れなかった悔しさもあるが、チームスローガン「気概・初心~チームの為に全力を尽くす~」の下、スタンドからチームの勝利に貢献したいと意気込む。

 野球部員として昨秋の公式戦でも応援団長を務め、応援の重要性を実感した。逆転勝ちした県大会3回戦では「苦しい場面でも全員で声を出す一体感があり、応援にも勢いがあった」と振り返る。一方、敗退した中国大会準決勝では「選曲などで自分たちの応援ができず、盛り上がり切れなかった。責任を感じている」と語り、悔しさをにじませる。

 目下の課題は、スタンドで応援する部員の連帯感をより高めること。応援の練習では、ベンチ入りできなかった悔しさから熱心に取り組まない選手もいるという。そんな姿を見かけた時は「今は応援に元気出そうや」と背中をたたく。

 野球でもチーム一番の努力家だ。ベンチ入りの経験はないが、目標を持ってコツコツと練習を続け、誰よりも遅く居残る。練習でも応援でも一生懸命な姿に、チームメートも「お前しかおらん」と応援団長を託した。「自分のベストを尽くすだけでは他の選手と一緒。応援団長として、応援メンバーの表情を見ながら全員が楽しくできるよう指揮したい」と自分の役割を話す。

 瀬戸内の応援の良いところを問うと、笑顔で「バカになれる応援!」。仲良く楽しく、良い意味でふざけ合い、基本の動きにアレンジを加えて盛り上げるのが魅力という。「勝利を呼び込む応援をします」と気合十分で甲子園に臨む。【小山美砂】

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