福岡

さみしい思いさせたくない…中洲のママが保育園開設

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玩具で遊ぶ園児を見守る草野さん=福岡市博多区で2018年3月9日、蓬田正志撮影
玩具で遊ぶ園児を見守る草野さん=福岡市博多区で2018年3月9日、蓬田正志撮影

 九州最大の歓楽街、福岡市博多区の中洲でクラブを経営する草野真由美さん(51)が、中洲で働く女性らの子供を預かる夜間保育園「マミーハウス」を開いた。自分と同じシングルマザー家庭の子どもたちに「さみしい思いをさせたくない」と、エプロン姿の“ママ”が奮闘を続けている。【蓬田正志】

 園は中洲そばの上川端商店街の一角にある。3月上旬の午後8時過ぎ、中洲に出勤前の女性(31)から3歳の男の子を預かると、草野さんは一緒に手をつなぎ「行ってらっしゃい」と笑顔で見送った。別れ際に寂しさで泣き出す子どもには「お母さんは頑張っているんだよ」などと語りかける。母親には子どもに愛情が伝わるよう見えなくなるまで手を振るよう指導している。こうした対応の基にあるのは自身の体験だ。

 長崎県諫早市出身。かっぽうなどを営んでいた両親は多忙で、物心付いた時から世話をしてくれるのは女性のお手伝いさんだった。毎晩、布団に入るとさみしさがこみ上げた。

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