国立科学博物館

これが縄文人の顔 瞳は明るい茶色

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
ゲノム情報を使って復元された縄文人女性の顔(右)とその基となった頭骨=東京都台東区上野公園の国立科学博物館で2018年3月12日午前10時52分、荒木涼子撮影
ゲノム情報を使って復元された縄文人女性の顔(右)とその基となった頭骨=東京都台東区上野公園の国立科学博物館で2018年3月12日午前10時52分、荒木涼子撮影

ゲノム情報で復元は初

 国立科学博物館(林良博館長)は12日、縄文時代の遺跡から出土した人の歯からゲノム情報を解析して復元した女性の顔を公開した。ゲノム情報を利用した縄文人の顔の復元は初めてで、これまではっきりしなかった肌の色などを正確に表現している。

 復元されたのは1989年に北海道・礼文島の船泊(ふなどまり)遺跡から出土した、約3800年前の40代と推定される縄文人の女性。同館や国立遺伝学研究所などのチームが臼歯約0.2グラムから抽出したDNAを分析し…

この記事は有料記事です。

残り345文字(全文574文字)

あわせて読みたい

ニュース特集