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福島県

相馬沖のヒラメなど提供中止 タイの日本料理店

タイへ輸出するため箱詰めされるヒラメ。福島第1原発事故後に福島県産の鮮魚が輸出されるのは初めて=福島県相馬市尾浜の相馬原釜地方卸売市場で2018年2月28日午後3時半、尾崎修二撮影

 福島県は12日、タイ・バンコクの日本料理店11店が同県相馬市沖で取れたヒラメやカレイ、タコの提供を中止したと発表した。タイは福島産品の輸入を規制していないが、現地の市民団体が抗議し、インターネット経由で拡散したため、各店が中傷や客足減を懸念し決めた。東京電力福島第1原発事故後初の県産鮮魚の輸出だったが、提供再開の見通しが立っていない。

 県によると、2月28日から143キロがタイへ輸出され、今月2日から始まった11店共催のイベントで約50キロが消費された。3月中に約1トンを輸出する計画だった。

 現地の消費者団体などが、タイ保健省に対し「危険な魚を国民に食べさせるな」などと抗議。一方、同省は「厳密に検査しており安全」と表明している。

 県の放射性セシウム調査では2015年度以降、県産海産物全てで国の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回った。県の市村尊広・県産品振興戦略課長は「タイは農産物の最大輸出先。理解を得る最善策を取りたい」と話した。【尾崎修二】

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