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狂言作者 竹柴正二

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長年使い続けた柝を手に話をする歌舞伎狂言作者の竹柴正二=和田大典撮影
長年使い続けた柝を手に話をする歌舞伎狂言作者の竹柴正二=和田大典撮影

芝居の全てを円滑に

 明治までの狂言作者は実際に歌舞伎の劇作を担当したが、現代では上演台本の管理など舞台進行を円滑に進めるのが主たる仕事。東京には12人の狂言作者がおり、筆頭が1941年生まれの正二だ。

    ■   ■

 歌舞伎の演目が決まると主な配役は興行主の松竹から発表されるが、それ以外の配役の通行人や立ち回りに出る俳優は狂言作者が決める。幹部俳優の弟子が多いので、演目によっては出演せず、師匠の手伝いに入る場合もある。本人の動向や経歴を把握していないと割り振りはできない。

 付け帳の作成も役割。横綴(と)じの帳面に演目名や配役を記す。それを衣装、大道具、小道具など、各分担に渡し、おのおの必要事項を書き込む。

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