メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

時の過ぎゆくままに

明治維新の負け組たち=岡田満里子

 今年は、江戸幕府が滅び明治の新政権が発足した1868年から数えて、150年。政府は明治を「近代化への取組を行い、国の基本的な形を築き上げ」た時代と位置づけ、推進室を設置して「明治150年」イベント開催を促している。

 西洋文化を積極的に取り入れ、富国強兵策で急成長した明治だが、光があれば影もある。影の方へ目が向くのが新聞記者の性癖のようで、「明治60年」の1928(昭和3)年に東京日日新聞は、旧幕臣や町人たちを訪ね60年前の思い出話を聞いている(「戊辰物語」)。負け組と庶民から見た明治維新だ。

 幕府方の彰義隊や新撰組の悲惨な末路の一方、町人は銭湯で「近いうちに公方様(将軍)と天朝様(天皇)と…

この記事は有料記事です。

残り577文字(全文876文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ペイペイ、「100億円あげちゃうキャンペーン」を13日で終了
  2. 富田林署逃走その夜、留置場の当番警官「スマホでアダルト番組も見てた」
  3. QRコード決済 ソフトバンク系ペイペイ、「奪首」へ100億円還元 競争激化
  4. イスラエル空軍 F35戦闘機、世界で初めて実戦使用
  5. 厚労省、妊婦加算の自己負担廃止へ 「妊婦税」批判高まり

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです